Tour report|燧ケ岳ご来光登山

去る8月4日未明、燧ケ岳ご来光登山が予定通り行われました。
前夜、一般のお客様とは別棟になる長蔵小屋別館で早めに眠りにつき、真夜中午前0時に起床して、
0:40に小屋を出ました。

 

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満天の星空の下、見上げる度に流れ星が目に入ります。
この時期の登山は、天気が良ければその分暑くてかないませんが、
夜間では汗をかくこともなく、快適に歩けるばかりか、持ち運ぶ水分も少なく済みます。
登りは比較的緩やかな「長英新道」。
これまで雨が多かったので、ぬかるみはひどい状態ですが、暗いので汚れは気になりません。
途中何回か小休止をはさみ、通称「弁当平」と呼ばれる広場では、ホットミルクティーで大休止。

山頂到着は少し遅れて4:45で、日の出ぎりぎりになりましたが、
寒さにさらされることがなかったことは良かったです。

 

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上空には程よく雲が広がり、これが美しい朝焼けとなりました。
また、かすかではありましたが富士山の姿を認めることもできました。
朝食弁当は少し下った「長英新道」の分岐の広場で、お味噌汁と一緒に。
近くの火口跡にはまだ残雪が見られました。

 

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下山道はダイナミックな眺めで知られる「ナデックボ(旧道)」コース。
疲れた足には少々厳しい下りです。
燧ケ岳は初めてという方が多かったにもかかわらず、皆様よく頑張ってくださいました。

また今回ご参加の最年少は小学6年生。
そして最高齢は70歳代と、実に巾の広い年代層でしたが、足並みは揃っておりました。

 

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やっと下りついた沼尻平はキンコウカの真っ盛り。池めぐりをしながら、湿原植物を眺めます。
振り返り仰いだ頂きの高さや山の大きさは、
きっと登って来た者だけが感じる特別な存在感であったことでしょう。

 

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尾瀬沼北岸をたどり長蔵小屋に戻れば、チェックアウトは13時であったものの、
ほとんどの皆様が休むことなく小屋を後にされました。皆様の体力には私達も脱帽。
連泊される一部のお客様は、すっかり静かになった別館テラスで、燧ケ岳を眺めながら、
ゆったりと昼食のパスタをお召し上がりくださいました。
前後の過ごし方は様々ですが、きっと皆様それぞれに、思い出深い山旅となったことでしょう。

 

*写真にはアイフォンで撮影したものが含まれます。
かなりきれいに撮れるので「山に登るときに重いカメラは…」という方にもお薦めです。