Topics|2014/10/25

柔らかな陽射しながら、晩秋と呼ぶには眩しすぎるほどの光に満ちた週末になりました。

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先週に続き、この週末も素晴らしい秋晴れに恵まれて、今一度、尾瀬には人々の姿が帰って参りました。
とは言っても、先週に比べると人の出はずっと少なく、いらっしゃった方の中には、意外に思われる方も多かったようです。
歩いていても、すれ違う人はわずかで、人数を憶えていられるほど。
しかし、低くなった太陽からの光は、昼間でも等身大の自分の影を映し出し、ひとりで歩いているのに、いつも誰かと一緒にいるみたいで淋しくはありません。
この日は10時を過ぎても、三平峠(三平見晴)から富士山がよく見えていました。

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(左:望遠にて拡大  右:実際に目で見るとはこんな感じ。赤城山の右に現れます。)

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ダケカンバの葉もすっかり落ちて、青空に映える白い枝を見上げてみると、森も随分見通しが良くなったものだと感じます。
個人的には、残雪期と並んでこの頃の森が好きです。
残雪期は森も目覚めた感じで生命力に満ち、それを受けてこちらも活動的に過ごしたくなりますが、秋の光は穏やかに木々を照らしていて、青空を背景にしたその枝や幹は、立ち止まってゆっくり眺めていたくなります。
落葉樹で言えば、どちらの季節も同じように葉を落とした姿なのに何故でしょう。

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明るくなったのは広葉樹の森ばかりではありません。
森の奥にまで光が差し込むこの季節は、針葉樹林であっても、春や夏より今が最も明るく感じられます。

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写真を撮られる方にとってこの時期は、斜めから降り注ぐ光によって思わぬ光景に出会うこともあり、花こそありませんが被写体に事欠くことはないでしょう。
日の入りも早くなり、秋の夜長は星空を見るにもたっぷり時間があります。
せっかくゆっくり眺める時間があるのですから、寒くて外にいられなかったなんてことにならないよう、防寒対策はしっかり整えておきましょう。
新月に近い今夜も、6時半ともなると満点の星空。
気温も順調(?)に下がって、まもなく氷点下になろうとしています。
明日の朝も湿原や木道は、また真っ白な霜に覆われることでしょう。

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長蔵小屋をご利用いただけるのも、残すところ後一週間余りとなりました。
そろそろ里の方が過ごしやすい季節だと分かっていながらも、山を離れてしまうことに名残り惜しさを感じるこの頃です。

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