Topics|2015/08/04

沼尻のキンコウカは今が見頃です。

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尾瀬沼の北西、燧ヶ岳の麓に広がる湿原沼尻平では、キンコウカが見頃となっています。
沼尻平は、沼と原を行き来する際に必ず通る所ですが、意外にも池塘と呼ばれる池が多くあることは、あまり知られていないようです。
尾瀬ヶ原上田代で多く見られるこの池塘は、尾瀬沼の周囲では実はここ沼尻でしか見ることができません。
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この時期は水面に浮かぶ睡蓮の一種、ヒツジグサも間近にたくさん咲いていますから、ぜひ立ち寄ってみてください。
ヒツジグサは、名前の由来となっている「未の刻」(午後2時頃)になると開くと言われていますが、実際には昼前にも咲き始めているようです。
しかし、午前中早い時間に訪れても、全てつぼんでしまっていますから、その存在にさえ気付かないことになるかもしれません。
尾瀬ヶ原では既に2,3週間前に終わってしまったトキソウやサワランもまだ見ることができます。
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平地より10℃は気温の低い尾瀬沼ですが、遮る物のない湿原はたいへん暑く感じます。
そんな時でも尾瀬沼を巡る道は木陰が多く、水面が近いこともあって涼しさも増しますから、沼尻までのハイキングはこの時期特におすすめです。
ただし沼を一周するには南岸の一部で歩きづらい所がありますから、小さなお子様連れや歩き慣れていない方は、北岸の往復が良いでしょう。
小学生でも3,4年生にもなれば、そんな道でもかえって楽しんでしまうかもしれませんが。
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長蔵小屋では8月の一ヶ月間、お子様の宿泊料が通常の半額近くになる「キッズプラン」の設定もございます。
夏休みにご家族揃ってのお出かけにぜひご利用ください。
このプランは、予約時のお申込み限定で、当日、現地ではお受け致しかねますので、ご注意ください。
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さて、満月を迎えた直後の先週末、長蔵小屋では「尾瀬沼ナイトハイク」が行われました。
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出発まで1時間というところで雷雨となり、雷鳴も激しく、時間をずらすことも検討されましたが、運良く出発予定時刻までに天候は急速に回復。
月が明るいので満天の星空とまでは言えませんが、キラキラ輝く星の下、予定通り午後9時に小屋を出発することができました。
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コースとしては沼尻までの往復なので単純なものです。
しかし、月明かりで見る風景は、モノトーンに近いながらも陰影がはっきりしていてコントラストが強く、手持ちのライトを上に向けてライトアップしてみると、森の木々は普段とは全く違った表情を見せてくれます。
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動物の気配は、私達が大人数だったこともあり、水鳥やニホンジカぐらいを感じることしかできませんでしたが、神秘的な月夜の風景については存分に味わっていただけたのではないでしょうか。
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沼尻ではたっぷり1時間を取って、湿原散策に続いて特別オープンする休憩所で、キャンドルライトのティータイム。
月明かりに浮かぶ尾瀬沼を眺めながらおしゃべりをしたり、写真を撮ったり、自由に時間をお過ごしいただきました。
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小屋に戻ったのは午前0時過ぎ。
しかし、翌日のチェックアウトは12時で、朝食代わりのブランチも7時から11時までと時間に幅が持たせてありましたから、早めに済ませて燧ヶ岳を目指される方、ひと歩きして来てからもう一度お部屋で休まれる方など、それぞれの時間をお楽しみいただけたようです。
このイベントも予約限定。1年に一度きりの企画ですが、毎年8月の満月に近い土日に設定されていて、来年も行なう予定です。
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