Topics|2015/09/06

長蔵小屋前の林が伐採されることになりました。

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ビジターセンターを新築移転することになり、長蔵小屋正面の林が伐採されることになりました。
現在、地盤調査が行われているところで、歩道のすぐ脇にも櫓が立ち、作業が進められておりますが、通行に支障を来たすことはございません。
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玄関から見る景色も、客室から眺める景色も、これが見納めです。
四季折々、東側にあるこの林は、とりわけ朝が美しく、
差し込む朝日、朝露や霜の輝きで、出発されるお客様の気分をいつも気持ちよく高めてくれました。
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もともとあったオオシラビソの林が伊勢湾台風の時に失われ、一時は畑として利用、その後カラマツを主に植林された経緯はありますが、これも尾瀬の歴史を語る上では重要なひとコマ。
上高地の落葉松林がそうであるように、景観の上でも尾瀬沼東岸の新緑や黄葉には欠かせないものとなっていただけに、実に残念に思います。
しかも今やダケカンバやオオシラビソの幼木も育ちつつあり、また多くの野鳥が見られただけでなく、この地区としては、ウグイスの繁殖地として、重要な林でもありました。
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木立が姿を消した後、数年に及ぶ工事が終わった暁には、小屋前の高台にはビジターセンターの建物が立ちはだかることになります。
小屋の窓からの眺望はもちろんのこと、遠くから望む小屋の佇まいでさえも、大きく変わってしまうことでしょう。
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(長蔵小屋の灯りと林に懸かる月)

 

 

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さて、ここ尾瀬沼でも、近頃は相変わらず雨の多い、すっきりしない天気が続いております。
週末にあたる昨日は、少し晴れ間も見られましたが、それでも燧ヶ岳の全貌をすっきりとと望めたのは昼前後の数時間ほどでした。
冷え込みは大したことなく、最低気温は12~14℃ほどです。

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しかしこの雨続きで、ぬかるみは大変ひどくなっています。
尾瀬沼周辺では、南岸の一部、小淵沢田代方面、燧ヶ岳の登山道など、木道以外の土の道ではほとんどと言えます。
燧ヶ岳の長英新道のぬかるみは、以前から知られておりますが、珍しいことにぬかるみのほとんどないナデックボ道でも、ほんの一部ではありますが下部の平らな所でひどいぬかるみが発生しています。
なお、ナデックボ道では先週から笹刈りが入っていて、片付ける所がない谷筋の登山道ゆえ、足下には大量の笹が散らばっております。
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ただでさえ岩が多く段差が大きい道ですから、笹で覆われてしまうと足の置き場が分からず、また岩の上の笹は大変滑りやすいので、下りにはおすすめできません。
見晴新道が閉鎖されているため、下りで利用される方が昨年から大変多くなっておりますが、時間が通常の1.5倍~2倍はかかるとお考えください。
雨のため、刈り落とされた笹もなかなか萎れてくれないので、ここしばらく通行には十分ご注意いただきたいと思います。
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