Topics|2016/05/11

見頃を迎えつつある水芭蕉。今年はきれいです。

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長蔵小屋ではGWに、2回の「残雪ツアー」が行われました。
例年だといくつかの選択コースが設定されるのですが、今年は雪が少なく、登山道以外の所となると、燧ケ岳方面しか選択の余地がありませんでした。
1回目の4/29~5/2は、中日のお天気が優れませんでしたが、森の中に入ると雨はほとんど気にならず、しっとりと清々しい空気の中、尾瀬沼を見下ろすポイントまで行くことができました。
また入山初日には、ちょっとした冒険になりましたが、残雪期にしか訪れることのできないコースを歩くこともできました。
2回目は5/2~5/5。週間予報では中日の5/4の天気が最悪でした。
ところが、思ったより早く低気圧が去ったおかげで、朝の雨が嘘のような、快晴の青空へと急変してくれました。
雨のため出発を1時間以上遅らせたので、山頂俎嵓(マナイタグラ)までは行き着きませんでしたが、ピークの一つミノブチ岳へは、ほぼ参加者全員で往復することができました。
天候の状況により出発時間をずらすなど、柔軟に対応できるところが滞在(連泊)登山の強みですが、今回はいずれもこれが功を奏したと言えるでしょう。
両ツアー共に特に急ぐこともなく、ゆっくりしながらも、充実した山歩きをお楽しみいただけたのではないでしょうか。
夕食後にはプロジェクターを使って、スナップや行程図などを見ながら今回のツアーを振り返り、懇親会の夜は和やかな雰囲気のうちに消灯時間を迎えました。

今年は異例の少雪ツアーとなりましたが、ご参加の皆様の前向きな姿勢に助けていただいて、無事2回のツアーを予定通り行うことができたこと、まことに感謝申しあげます。
また、残雪期の尾瀬沼地区の恵まれた環境、燧ケ岳の懐(ふところ)の深さも改めて感じたツアーでした。

 

【1回目ツアーより】

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【2回目ツアーより】

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さて、2週間余りの間に季節は更に進んで、尾瀬では水芭蕉が見頃となって参りました。
尾瀬ヶ原では今がピークのようで、ここ尾瀬沼でもそろそろ見頃と呼べるようになっています。
今年は雪解けが早かったので、遅霜による被害が心配されましたが、GW以降、幸いにも霜に当たっていないので、今見られる花(苞)はたいへん綺麗な状態です。
長蔵小屋のすぐ近くにある釜堀湿原は、雪解けに時間差があるので、最初に咲き始めた水芭蕉が終る頃でも、これから芽の出る場所がありますから、まだしばらくは楽しめることと思います。

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本館の周囲ではシラネアオイが咲き始めましたし、玄関前のチシマザクラのつぼみも大きく膨らんで、今にも一輪二輪と咲き出しそうです。
いつもより2~3週間ほど早く、尾瀬にも春が訪れています。

 

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