Topics|2017/04/29

尾瀬沼畔 長蔵小屋は 4月28日より営業を始めました


今年もいよいよ残雪期の尾瀬のシーズンがやって参りました。
尾瀬沼周辺の残雪の厚みは、湿原で1~1.5m、樹林帯および小屋周辺で1.5~2mと、ほぼ例年通りですが、燧ヶ岳ではやや多いように思えます。
異常なまでに雪の少なかった昨年とは比べ物になりませんが、意外にも沼の上の雪は緩く、そろそろ横断は控えたほうが良さそうです。

(4月20日入山時の様子 以下しばらくは同日のものです)


(冬路沢にて)


(樹林帯では場所によりこんなに潜ることも・・・)


(尾瀬沼の上を横断)

20日の入山以来、小屋開きに向けて準備を進めて参りましたが、今年は昨年から続く畳の総取り替えも一段落したところなので、お部屋の方も一層気持ち良くお使いいただけることと存じます。

(新しい畳と入れ替えに、古い畳を下します)

長蔵小屋では、この時期恒例の「残雪を楽しむツアー」が、ゴールデンウィーク中に今年は2回行われます。
明日はその初日。予報ではお天気も晴れ。
今日は一時的に雪が降っておりますが、予報通りであれば、明朝は真っ白な新雪で化粧し直した燧ヶ岳を臨めることでしょう。

福島県側からの入山口(御池方面)へは、まだ七入までしか開通していないようですので、お越しになる方のほとんどは群馬県側(片品)からになるのかと思います。
大清水からは間もなく雪の上を歩くことになり、一の瀬の橋もまだ雪で覆われています。
岩清水を経て三平十二曲りと呼ばれる斜面を登りきった上部では、枝が出ていて少し通過し辛いかもしれません。
そこから先は完全に残雪の世界で、まだ踏み抜きもほとんど気にならないことでしょう。
雪が踏み固められた登山道は、滑りやすいので軽アイゼン~6本爪があると便利です。
踏み跡のない樹林帯の中や、気温の高くなる午後はスノーシューが威力を発揮します。
燧ヶ岳に登られる方には、やはり6本爪以上のアイゼンの携行をお薦めします。特に午前中、比較的早い時間に山頂付近まで向かわれる方は必携です。
柴安嵓、または爼嵓の御池側を訪れるなら、ピッケルもあった方が良いでしょう。


(4月24日燧ケ岳の様子です)


(白尾山・荷鞍山の上には赤城連邦。さらにその右上に富士山。わかるでしょうか?)


(左上:至仏山と尾瀬ヶ原。その下の写真は会津駒ヶ岳です。右上:越後の山々はまだ真っ白です)

 

この冬は3月頃に気温の高い時期があり、その後は冷えて結構な積雪もあったようですので、残雪の中に滑りやすい層があっても不思議ではありません。
樹木の無い急斜面、或いはその直下では雪崩の危険もありますから、十分ご用心いただきたいと思います。

 


(燧ケ岳を沼尻からひと登りした「白い所」からの眺めです。遠く小屋周辺も臨めます)


(全景はこんな感じ。訪れる人も無く、この広々とした景色を独り占め)


(湖畔の様子。岸に沿って所々で水面が顔を出しています)


(大江川湿原と小屋周辺の様子。右下:大江川にかかる橋です)

 


(昨日は夕焼けになりました。この時期ならでは。水面に映える夕焼けを間近で)

 

今年、尾瀬沼の長蔵小屋は、連休後の5月8日~17日の間、休館させていただきます。
また、尾瀬ヶ原の第二長蔵小屋は、5月27日からの営業になりますのでご注意ください。
同様に沼尻のトイレも5月27日からの稼働を目指して準備して参ります。

いずれもご不明な点は、予約センターまでお問い合わせください。