Topics|2017/05/20

5月19日、「尾瀬山開き」を迎えました。


 
久しぶりに一日快晴となった昨日(5月19日)、「尾瀬山開き」が今年は群馬県側で行われました。
この日に合わせて、福島県側の沼山峠にもバスが開通し、いよいよ本格的に尾瀬のシーズンが始まりました。
まだ峠も湿原も雪で覆われていますが、沢沿いなど雪解けの進んでいる所では、水芭蕉や立金花(リュウキンカ)が待ちかねたように咲き始めています。


この冬の尾瀬沼での積雪は、特別多いという印象はありませんでしたが、まだ沼もほとんどが雪で覆われています。(もちろん既に上を歩くことはできませんが)
3月の寒暖が大きく、雪がいつもより締まっていたからとも、5月の天候不順で日照が少なかったからとも言われています。
尾瀬ヶ原でも同様で、この時期にしては珍しく、木道はまだ半分以上も雪に隠されているようです。
近年木道は高架化が進み、踏み抜いた時の落差とダメージが大きいので注意しなければなりません。しかし敢えて木道を外れて歩くと、今度は池塘と呼ばれる深い池にはまります。
ここはいつもより時間がかかることを覚悟の上で、慎重に木道通りに進まれるしかないでしょう。
木道が出ていても、靴の裏に雪がついている状態だと、非常に滑りやすくなるので、雪から木道に下りる際には特にご注意ください。尾瀬沼周辺でも早速骨折された方がいらっしゃいます。
 


里ではすっかり初夏の装いですが、今朝の気温も-3℃。尾瀬はまだまだ雪の世界です。
靴は長靴か登山靴にスパッツ。訪れる場所やルートによってはアイゼンもあった方が良いでしょう。
防寒着はもちろんですが、晴れたらそれこそ強い日差しに、運動量も雪上では想像以上になります。。
サングラスに日焼け止め、そして十分な水分をお忘れなく。
 


尾瀬沼地区の山小屋はほぼ平常通りご利用いただけます。
また、長蔵小屋の売店やビジターセンターも準備をしつつ営業を始めております。
ただし、登山道や残雪の状況は刻々と変化しておりますから、数日前の情報を当てにせず、当日、最寄りの施設に尋ねていただく方が良いでしょう。