Topics|2017/05/29

5月28日 沼が明けました


晴天となった昨日の日曜日。若干の風もあって、前日まで西寄りに見えていた湖面の雪もほとんど確認できなくなりました。
例年より1週間ほど、また、雪の少なかった昨年と比べると1ヶ月以上も遅れて、5月28日、ようやく沼が明けました。


今朝の気温は-3℃。燧ヶ岳の残雪がモルゲンロートに染まり、快晴無風、見事な「逆さ燧」に宿泊されたお客様も朝からテンション高く、盛んにシャッターを切っていらっしゃいました。


湿原の雪も、ここ3~4日の間にみるみる解けて、大江川湿原では峠に近い森の迫った所が覆われている程度で、木道もほとんどが現れています。
しかし日差しの少ない森の中は全く別で、まだまだ豊富な残雪があり、朝のうちは締まっていた雪も、日中、気温が高くなると緩んで踏み抜きが多くなります。


今朝のように冷えた朝には、前日に解けた所が凍ってブラックアイスになっていて、まさかという所で滑りますから、注意しなくてはなりません。
また、この時期に多いのが、残雪の上から雪の無い木道に足をついた途端、滑って転倒する事故です。
ちょっとした油断が大怪我につながりますので、くれぐれもご注意ください。


長蔵小屋に隣接する「釜堀湿原」では水芭蕉が見頃を迎えています。
この湿原は、尾瀬沼地区最大の水芭蕉の群生地で、最盛期には全域で水芭蕉が見られますが、残雪から顔を出しているのはまだ2~3割といったところです。

これから解けて行くに従って、次々に新しい芽が出て来ますから、しばらくは見頃が続くでしょう。
 
小屋の裏手には、ちょっとした名物となっているシラネアオイも芽を出し始めました。
1週間~10日で、こちらも見頃になることでしょう。

 

新緑の写真は先週撮影したブナ平の様子です。
今年は残雪が豊富にあったので、ただでさえ明るいブナの新緑が雪の反射を受けて、眩しいほどに輝いておりました。