Tour report |尾瀬沼から奥鬼怒温泉郷を経て根名草山を越える会

先月末に行われたツアー・イベント。 今回はその模様をご報告いたします。

 

 

去る6月24日~26日に、長蔵小屋主催の「尾瀬沼から奥鬼怒温泉郷を経て根名草山を越える会」が行われました。
ツアー1日目は夕方までに長蔵小屋に集合、夕食後ミィーティングと自己紹介を行い、翌日からのロングトレイルに備えます。
ツアー2日目は、外気温14℃と尾瀬沼の6月にしてはやや暖かい朝を迎えました。
遅咲きの水芭蕉が残る大江川湿原を進み、小淵沢田代へと向かいます。

樹林帯の中では野鳥たちのさえずりが聴こえましたが、残念ながら姿を見ることはできませんでした。
少しぱらついていた雨は樹林帯の中では気にならなくなり、時折陽が差し込んでくることもありました。

足元には踏んでしまいそうなくらいのミツバオウレンが咲き乱れ、新緑のなかのオオカメノキ、ヤマザクラは見事なものでした。
遠くには会津の山々を見ることができました。
赤安清水を過ぎたあたりから、このツアーの一つ「オサバグサ」が姿を現し、鬼怒沼湿原に出るまでには期待以上のオサバグサに出会うことができました。


長い樹林帯を抜けて鬼怒沼湿原へ出たときには自然に笑みがこぼれ、開放感に浸ることができました。
思い思いに過ごしたあとは、いよいよ本日最終目的地の日光沢温泉へと足を進めます。
標高差約600mと、とにかく急な下り道なのと、ここまでの疲労が溜まってきているので慎重に下ります。

オロオソロシの滝を眺め、宿まではもうひと踏ん張りです。

沢の音が近付き、橋を渡ると、赤い屋根の日光沢温泉に到着です。

宿の方々、ワンちゃん達に温かく出迎えてもらい、まずは温泉で長旅の疲れを癒します。
温泉と美味しい山菜料理と山の話でとても和やかな夜となりました。

 

ツアー3日目はすっきりとした青空でのスタートとなりました。

最終日に胸をふくらませ、標高差約950mを休憩を入れながら一気に上がり、根名草山へと向かいます。


途中では昨日越えてきた鬼怒沼湿原をはじめ、尾瀬の山々、上州武尊などなど、ばっちりと見ることができました。
ジョウエツキバナノコマノツメが足元に広がってくると、根名草山の頂上はすぐ目の前です。
山頂で記念撮影を楽しみ、次の休憩ポイントの念仏平避難小屋を目指します。


昨日は少ししか見ることのできなかった日光白根山を間近に眺めながら進み、男体山、戦場ヶ原、菅沼までも見ることができました。
温泉ヶ岳を巻き、金精峠へ向かう間には満開のシャクナゲが待っていてくれました。

淡いピンク色にうっとりしつつも、足元は確実に下っていきます。


最後まで気を引き締めて金精峠駐車場へと下り、3日間のツアーも終了です。

 

今年は例年よりも残雪が多く、道中やっかいな所もありましたが、さすが健脚揃いということだけあり、無事にツアーを終えることができました。
これもひとえにツアーに参加された皆様のお陰です。
本当にありがとうございました。