Topics|2017/08/19

雨の多い日々が続いていますが、一日の内に突然晴れたかと思うと雷が鳴ったりもしています。

気になりつつも、前回の更新から3週間が過ぎてしまいました。

 

長蔵小屋では毎日お天気の記録を付けていて、それを見ると、8月に入ってから一日を通して晴れていたのは、8月3日ただ一日だけ。
半日以上晴れていたのも8月10日だけでした。
これに対し、18日間で実に14日間は、多かれ少なかれ雨が降っていましたが、そうかと言って、一日中雨だったという日もありませんでした。

一昨日の昼前後は青空が広がり、慌てて洗濯物を出したものですが、夕方には土砂降りの雨。
昨日も夕方は晴れて、夕焼けが見られましたが、昼頃は雷雨でした。
全く落ち着きの無い、おかしな天気です。

不安定な天気は、ヘリコプターによる小屋の荷上げや下げ荷にも大きな影響を与え、私達も振り回されることしきり。
ビジターセンター等の工事にも遅れが出ているのではないでしょうか。

 


しかし、このわずかの晴れ間には、本来ならばこうなのかと思い知らされるがごとく、鮮やかな色彩と清々しい景色がよみがえります。

花に目を向けると、今月始め沼尻平を埋め尽くしていたキンコウカはほぼ終わっていて、トキソウや池塘に点々と咲いていたヒツジグサの姿も見られなくなり、季節の移り変わりの早さを感じます。


一方、ニッコウキスゲの時期に重なって咲き始めたコオニユリはまだ見頃で、花の種類により、花期の長さがこんなにも違うものかと驚かされたりもします。
先月ニッコウキスゲの中で咲いていたコオニユリ。今はミズギクやコバギボウシに囲まれて咲いています。

天気は悪くても、蒸し暑さから、一時は飛ぶように売れていたビールやアイスも、昼間でも長袖が欲しくなる近頃では、すっかり勢いが失われました。
湿原を彩っているのは、背の高い初秋の花々。
派手さはありませんが、「月とすすき」に似た、秋らしい風情を感じさせてくれます。

曇りがちな夜には放射冷却も無く、最低気温も10℃を下回ることはありませんでしたが、近頃お風呂は、汗を流すというより、暖まるために入っている感じがします。

朝夕、長蔵小屋の煙突からは、煙がたなびいていることも珍しくなくなりました。

 

お盆休みも終わって、宿泊のお客様は更に少なく、この時期ならご家族でもお一人でも、ゆったりお過ごしいただけることと思います。
日帰りのハイカーの方には気の毒な、あの騒々しい重機の騒音も、夕方になる頃には止んで、沼周辺には本来の静けさが戻って参ります。
残暑と喧騒から逃れて、ゆっくりと晩夏を楽しまれるなら、ぜひお泊りでいらっしゃることをおすすめします。