Topics|2017/08/27

尾瀬沼では久し振りに青空が広がり、一昨日・昨日と夕焼けも見られました。

関東地方では晴れて厳しい残暑も感じられた先週でしたが、日本海側気候の影響を受ける尾瀬では、ずっとぐずついた空模様が続いておりました。
一昨日、午前中の雨が上がって午後は曇り。夕方には、これまた久し振りとなる夕焼けになりましたが、一夜明けた昨日朝はまた強い雨。
宿泊されていたお客様が、出発を躊躇されるほどの降りでした。
しかしこの後、急速に天気は快方に向かい、昼前には清々しい青空が。その変化は、まるで台風一過のようでした。


風はありましたが、むしろ爽やかで心地よく、キラキラと輝く湖面にそよぐ草は、一層涼しさを感じさせました。
また、燧ヶ岳を始めとする山々は、いつになく近くに見えて、つい見とれてしまうほどでした。


 

惜しまれつつ日没を迎えると、予想通り昨日も夕焼け。
しかし前日の、空の広がりと高さを実感させる雄大なものとは違って、昨夜の夕焼けは、空の低い所だけを塗りつぶしたみたいに濃くはっきりとしていて、鮮やかさに目が奪われるようなものでした。


やがて夕空に見えていた月が沼の向こうに沈む頃には、空高く天の川の懸かる星空が広がりました。
気温は天気の回復とともに下がり始め、夕方には15℃。今朝は10℃まで下がりましたが、今日27日(日曜日)の15時現在は17℃です。
動いていれば、なんとか半袖でいられますが、木陰でじっとしていると、すぐ長袖を羽織りたくなる気温です。
これまでは花々を見ることで季節を感じて参りましたが、気候でも秋の訪れを、それこそ肌で感じるようになりました。
 

大江川湿原に出てみると、今年はミズギクの多いことに驚かされます。


また、サワギキョウも湖畔に近い辺りで群落が見られ、同じような咲き方をしていたヒオウギアヤメを思い出しますが、数ヶ月前のことのように思えても、実はあれからまだ1ヶ月半も経っていないとは、とても信じられないような気がします。

他にもタムラソウ、よく似た色合いのオゼヌマアザミ、イワショウブ、ヤナギランなどが見頃ですが、どうもトリカブトは不作のようです。

長蔵小屋前の水場にはチョウジギク。湿原ではアキノキリンソウとウメバチソウも咲き始めています。


沼山峠の道ではヤマハハコやオヤマリンドウが見られ、マイヅルソウ、ゴゼンタチバナ、イワハゼは既に赤い実を付けています。
 

明日は旧七夕。
月の満ち欠けを元にした暦を使っていた時代、半月に近い月を、天の川を渡る船に見立てて作られたお話ですから、明日の夜はぜひもう一度夜空を見上げて、風情ある本来の七夕を楽しんでみてはいかがでしょうか。