Topics|2017/09/18

連休は台風に翻弄されましたが、草紅葉はそろそろ見頃です。

尾瀬を訪れる予定だった方々には、全く災難となった台風18号ですが、幸い尾瀬では雨や風による被害は特にありませんでした。
むしろ普段の雨より大した降りではなかったとも言えます。これは訪れた方にとってはラッキーなことでした。


16日は一日曇り。17日は曇り後雨。今日18日は朝から雨が降ったり止んだりしていますが、強い風は昨夜のうちに通り過ぎてしまったようです。

 

尾瀬としては閑散期に当たるこの季節、毎年山小屋では登山道の笹刈りや、内職等を集中して行ないます。

笹刈りは、燧ヶ岳 ナデックボ道 と 長英新道、そして奥鬼怒方面の黒岩分岐までを行ないますが、残す所もあと僅かとなりました。

毎度のことながら、作業が終わった後の登山道には、刈り取られた笹が大量に落ちていることもありますから、そのような所ではどうか慎重に、また時間には余裕を持ってご通行いただきたく思います。

写真を見るとお分かりいただけると思いますが、笹の濃い所に限って、両側の笹も高く、刈り取った笹を片付ける場所が無いというのが現状です。

 


(売店では、お土産用のオルゴールの絵付けも進んでいます)

 

木々の紅葉は、サクラを始め数種の葉が色づき始めたに過ぎませんが、この数日で湿原の草紅葉の方は、一気に進んできたようです。
ピークは今週末辺りになるのではないでしょうか。


花では、湿原を彩る最後の花と言われるエゾリンドウが咲き始めました。
またウメバチソウは当り年のようで、まだ湿原に数多く見られます。


小屋の前ではヤナギランがかろうじて残り、水場にはチョウジギクが揺れています。
ハンゴンソウ・ゴマナ・アキノキリンソウはそろそろ終り。
数は減りましたがワレモコウは、黄色味を増した湿原を背景に、かえって目立つようになりました。

イワショウブは既に花期を終えていますが、花穂が赤く色づき始めていて、今もなお花のように見えています。


今年、やはり当たりだったタムラソウは、終りかけではありますがその数の多さで、まだ見ごたえがあります。

レンゲツツジの葉は真っ赤に色づき、オレンジ色のヤマドリゼンマイと共に湿原の良きアクセントになっています。

気温は9月3日の朝には一時2℃まで下がりましたが、ここのところは7~8℃でそれほど強く冷え込んではいません。
日中の最高気温は15℃ほどです。


小屋の談話室では朝夕、薪ストーブに火が入り、お風呂が冷えた体を温めてくれます。
お天気を見て連泊される方もいらっしゃいますが、週末でなければ、お部屋もゆったりそのままお使いいただけることでしょう。

秋は長蔵小屋のレトロな雰囲気を最も引き立ててくれる季節なのかもしれません。

 

 

(湿原の風景と花の写真は全て9月16日に撮影されたものです)