Topics|2019/06/05

尾瀬沼では水芭蕉が見頃を迎えています。

ダケカンバの芽吹きも始まり、いよいよ新緑の季節が始まろうとしています。

長蔵小屋の周辺では、ミネザクラやチシマザクラも5分咲き程まで開き、今週末にかけてが見頃と言えそうです。

湿原はまだ大半が薄枯れ色に見えますが、コバイケイソウやギョウジャニンニク、ニッコウキスゲやナツトウダイ、トリカブトなどの芽も既に出ています。

また、朝はカッコウに始まり、ウグイス、ヒガラ、メボソムシクイなど、野鳥のさえずりも賑やかになって参りました。

10日ほど前、木々の上空に数羽のイワツバメを認めたかと思うと、その2,3日後には小屋の周りにたくさんのイワツバメが飛び交い始めました。

先に訪れた数羽は、先遣隊だったのでしょうか。

先週末から、沼対岸の沼尻休憩所も営業を始め、トイレもお使いいただけるようになりました。

沼尻ではお飲み物や菓子、クレープなどをご用意しております。

尾瀬沼一周や、尾瀬ヶ原との行き来の途中での一休みに、どうぞご利用ください。

沼一周コースでは、南岸道の残雪もほとんど消えて、利用する方も増えてきたようです。

しかし、一部ではぬかるみもあり、濡れた木道の滑りやすいことに変わりはありませんから、十分注意してご通行ください。

コース上のムラサキヤシオの見頃は、もう少し先になるでしょう。

一方、沼山峠はまだ半分近くが残雪に覆われています。

お越しになる際は、どうか滑りにくい靴でお越しください。

燧ヶ岳などの山に登らないのであれば、長靴もおすすめです。

最低気温はこの時期でも氷点下まで下がることがあります。

天候次第では日中でも10℃に届かないことがありますから、ライトダウンやフリースなどの防寒着は日帰りであっても備えておいた方が良さそうです。

気温の目安としては、東京の気温-10℃です。

気温は低くても、直射日光はむしろ強く、日陰と日向での体感温度の差が大きいので、行動中と休憩中で、こまめな衣類調整が必要です。

帽子もあるに越したことはありません。

遮るものの無い尾瀬ヶ原では、日射対策と同時に防風対策も考えておいたほうが良いでしょう。

ウィンドブレーカーでも構いませんが、荷物を減らすなら、レインウェアーで兼用されることをおすすめします。

釜堀湿原にて
釜堀湿原から長蔵小屋
雪解けの早かった所では水芭蕉の葉も大きくなってきました。
玄関前のチシマザクラです。
シラネアオイやエンレイソウ、コミヤマカタバミなど、花の種類も日に日に増えています。
大江川湿原には、行き交うハイカーの姿も増えてきました。
長蔵小屋裏手のビュースポット。
今日ここに、工事用の資材が搬入されました。いったいどんな風景に変わってしまうのでしょうか。
湿原から望む尾瀬沼のほとり。
沼尻休憩所も営業開始。
爽やかな風が吹き抜けます。
ここから見る燧ヶ岳のナデックボにはまだ豊富な残雪があり、踏み抜きも激しいことから、
一般登山はしばらく控えていただいた方が良さそうです。