Topics|2019/06/29

昨日、金曜日は、ほぼ一日中雨でした。

たまに止むことはあっても、すぐまたサーッと細かい雨が降ってきて、油断していると結構濡れてしまいます。

風は無かったので、湿原を歩く分には傘が重宝しました。もちろんレインウェアの下だけは履いておきます。

こうすれば、とっさの雨に、傘をさすだけで蒸し暑くもなく快適。写真を撮るにもカメラを濡らさずに済みます。

こんな天気にもかかわらず、昨日は学校団体の日帰りが多くいらっしゃいました。

新潟方面から、福島方面から、また群馬方面から、3県勢揃いです。

色とりどりのレインウェアに身を包んだ小中学生が、数人のグループに分かれて湿原に点在する光景は、花々にも負けず劣らず、華を添えていました。

沼山峠から尾瀬沼を目指せば、峠道にはミツバオウレン、コミヤマカタバミ、マイヅルソウやゴゼンタチバナがひっそりと咲いているのを目にされることでしょう。

これらはいずれも白い花ばかりですが、湿原に出ると、その色彩は一気に豊かになります。

今年はタテヤマリンドウに始まり、イワカガミ、ヒメシャクナゲも当たったようです。

ワタスゲはまだ早いのか、雨だからなのか目立ちません。

コバイケイソウの花はハズレですが、存在感のある葉っぱは健在で、平らな湿原では良いアクセントになってくれます。

イワカガミが見頃です
今年はヒメシャクナゲの花も負けてはいません
コバイケイソウは葉っぱだけ

レンゲツツジの蕾は、この2,3日で急に目立ってきて、大江川湿原でも一部が開花しました。 ヤマドリゼンマイの芽と共に、初夏の湿原には欠かせない存在です。

沼に近いところにはミツガシワ
こちらはノビネチドリ
湿原よりも、小屋の周囲で多く見られます。
ニッコウキスゲの蕾も目立ってきました

この時期花々は多く、また緑もまだ新鮮で瑞々しく、晴れたらそれこそ最高の季節です。

曇りや雨では、存在さえ忘れ去られるタテヤマリンドウも花開くので、湿原は一層華やかさを増します。

晴れると実に清々しい景色です

今朝の気温は15℃もあって、談話室の薪ストーブもお休みしました。

昨日は午前中の早い時間から、エゾハルゼミが鳴き始め、梅雨空とはいえ、夏はすぐそこまで来ていることを感じさせました。

時折ぱっと陽が差しては、木々の葉に付いた水滴が一斉に輝き、緑も鮮やかさを増して、色を塗り替えたようになります。

虹が見られるのも、こんな朝なのかもしれません。