今年のニッコウキスゲは、近年稀に見る大豊作となりました。
この数年というもの、鹿の食害からその範囲は極端に狭く、とても大群落と言うには及ばない状態が続いておりました。
大江川湿原をすっかり囲うという大規模な鹿対策が、今、数年を経てその効果が現れたと言えるのではないでしょうか。


もともと当りハズレはありましたが、加えて今年はキスゲの当たり年と重なったのかもしれません。

密度の高い所は限られているとはいえ、この数年、これほど広範囲にキスゲが見られることはありませんでした。

こんなに咲いているというのに、平日に訪れる人は、それほど多くありません。
人物のほとんど入らない写真も、撮ろうと思えばいくらでも撮ることができます。

皆さま思い思いに、ゆったりとキスゲの風景を楽しんでいらっしゃいました。

気まぐれ定点撮影 第3弾

こう見ると、まだ花の数は増えているように感じられます。まさに今週末がピークになると言えそうです。



左下:言うまでもなくニッコウキスゲ 右下:ノビネチドリ



