Topics|2020/07/14

長引く雨のお陰で、ワタスゲの穂は綿毛を飛ばす機会を得られず、いつになく長持ちしています。

そうこうしているうちに、ニッコウキスゲも咲き始め、
ワタスゲの消えるのを待つことなく、今週、見頃を迎えました。

久々の大豊作だった昨年と比べると、その数は決して多いとは言えませんが、これほどのワタスゲと一緒に見られることは、そうあることではありません。
今年ならではの光景と言えるでしょう。

ニッコウキスゲばかりに、つい目が捉えられてしまいますが、足元を見ればハクサンチドリやサワランやヤナギトラノオなどがひっそりと咲いていることに気付かれることでしょう。

少し背の高いものでは、カキツバタやカラマツソウ(写真はモミジカラマツです)。森の中ではあちらこちらにギンリョウソウ。長蔵小屋の前ではヒメサユリも見られます。

梅雨時とはいえ、この最盛期に、これほど人の少ない尾瀬を見るのは私たちでさえ初めてのことです。
今年は雨をしのげる場所が少ないので、しっかりした雨対策は必要ですが、いつになく人の少ない尾瀬を楽しめるのは、今年限りかもしれませんね。