トラベルシーツ・寝袋等ご持参のお願い

引き続くコロナ禍の中、季節は春の訪れを迎えようとしています。
尾瀬は未だ深い雪の中ですが、残雪・雪解けの季節は確実に近付いてきていて、一ヶ月余りで登山シーズンが始まります。

昨年は未知のウイルスとの闘いという正しい答えの分からない状況の中で、ひたすら悪戦苦闘して参りました。
皆様の多大なご理解、ご協力とご助力に支えられ、何とか営業の再開からシーズンを乗り切る事ができました。
篤く御礼申し上げます。ありがとうございました。

その中で昨シーズンは、感染予防対策の一環として防水加工された不織布シーツを導入し、お休みの際に皆様にお使いいただきました。
使用毎に廃棄・交換とする事で、ウイルスの付着しやすい頭部や胸部を中心に人人の間接的な接触を最大限減らすもので、感染予防に効果的なものであったと思います。
しかし同時に、素材や形状の性質上使用に違和感のある快適性の高いものではありませんでした。
何より日々発生する大量のゴミに頭を悩ませ、なんとかこれを減らす事はできないかと様々な代替策を検討して参りました。

感染予防と自然環境保護に向けたゴミ及びその処理エネルギー消費の削減、皆様の安心で快適なご宿泊、それらを山岳地域という特殊環境に於いて継続的に実現可能とするもの。
これらを最大限達成するものとして、今シーズンは不織布シーツに替わり皆様にトラベルシーツ(インナーシーツ)や寝袋等をご持参いただきお使いいただけたらと考えました。
皆様にはご負担をお願いする事となりますが、ご自分のものをお使いいただく事により清潔で快適且つ安心してお休みいただけます。
袋状のトラベルシーツや寝袋に包まれお休みいただけば、不織布シーツ以上に間接的接触によるウイルスの付着を防ぐ事も可能です。
同時に、使い捨てでないものを利用し環境負荷を軽減することで、尾瀬を含め豊かな自然環境とそこでの登山・ハイキング文化を継続的に維持していく助けにもなります。
リネンの導入も検討しましたが、運用上発生する負荷は決して低くなく、トラベルシーツ・寝袋等の使用が最もエコでエシカルな選択肢であるとの結論に至りました。

長蔵小屋にお泊りいただく際は、どうぞお手持ちのトラベルシーツや寝袋等をご持参ください。
従来通り布団や毛布、枕等の寝具はご用意がございますので、それらの寝具へお身体や呼吸の直接的な接触を避ける形でお持ち頂いたトラベルシーツ・寝袋等をお使いください。

そういった製品をお持ちでないお客様には、小屋にて販売もございます(1,000円税込)
角型袋タイプ(=封筒型)枕カバー付のサッパリとした肌触りのもので、洗濯し繰り返しご使用いただけます。
軽量で収納時はコンパクトになりどこへでもお持ちいただけますので、次回の小屋泊やキャンプレジャー、一般のご旅行等にご活用ください。

皆様のご理解とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。