尾瀬の記憶に触れる宿
尾瀬に佇む長蔵小屋は、明治23年の創業以来、この地を訪れる旅人を見守り続けてきました。木の温もりに包まれた館内には、歴代の当主が守り抜いてきた尾瀬の精神と、古き良き山小屋の情緒が息づいています。
燧ヶ岳の登山口に位置し、尾瀬沼・尾瀬ヶ原を目の前に望む絶好のロケーション。 夜には降るような星空を、朝には静寂に包まれた朝霧の風景を。 ただ静かに流れる贅沢な時間をお過ごしください。
尾瀬に佇む二つの長蔵小屋
尾瀬沼畔 長蔵小屋
尾瀬沼一周、燧ヶ岳登山に便利なロケーションで、小屋の目の前には、穏やかな尾瀬沼と雄大な燧ヶ岳がそびえる絶景が広がります。
大清水 :徒歩で約3時間
沼山峠:徒歩で約1時間
尾瀬ヶ原 第二長蔵小屋
尾瀬のほぼ中央部、尾瀬ヶ原・見晴エリアにある第二長蔵小屋。湿原の向こうに尾瀬を代表する名峰「至仏山」を望むことができます。
鳩待峠 :徒歩で約3時間
富士見峠:徒歩で約4時間
沼山峠:徒歩で約4時間
御 池:徒歩で約4時間
静寂の森と湖に佇む宿|
尾瀬沼畔 長蔵小屋
明治時代、尾瀬の開拓者である平野長蔵氏によって創設されたこの小屋は、単なる宿泊施設以上の意味を持っています。昭和9年(1934年)に建てられた現在の建物は、木のぬくもりを感じさせる重厚な丸太造りが特徴で、一歩足を踏み入れると、長い年月が刻んだ深い趣と落ち着いた空間が広がっています。
広大な湿原への入り口|
尾瀬ヶ原 第二長蔵小屋
第二長蔵小屋は1956年(昭和31年)に二代目・長英氏によって開設されました。建物は周囲に溶け込むような落ち着いた佇まい。シンプルで清潔感のある空間には、長年にわたって登山者を迎え入れてきた歴史の重みが漂っています。
【重要なお知らせ】尾瀬ヶ原 第二長蔵小屋は改修工事のため、2026年シーズンは全面休館とさせていただきます。
尾瀬の保護と長蔵小屋の歩み
長蔵小屋は尾瀬の保護と歩みの象徴ともいえる山小屋です。その歴史は、まさに尾瀬の開拓と自然保護の歴史そのものです。
1890年(明治23年)、初代・平野長蔵が燧ヶ岳の登山口である沼尻に小さな小屋を建てたのが始まりです。長蔵は単なる小屋主ではなく、修行者としてこの地を愛し、道なき場所に道を切り拓きました。
長蔵小屋の名を世に知らしめたのは、二代目・長英、三代目・長靖へと引き継がれた自然保護運動です。昭和初期から戦後にかけて持ち上がった「尾瀬原ダム計画」に対し、平野家は私財を投じて反対運動を展開。「尾瀬の自然を壊してはならない」という信念は、日本における自然保護運動の原点となりました。



